通信キャリア各社が、PBX機能を月額利用型のサービスとして提供する「クラウドPBX」を販売し、PBX設備の更改時期を迎えた企業に対してリプレース提案を活発に行っている。

さらに、ユニファイドコミュニケーション(UC)をサービスで提供する「クラウドUC」の販売にも注力している。

通信キャリア各社は、音声回線、データネットワーク、モバイル端末、そしてIaaSやSaaSなどのクラウドサービスと、企業が必要とするICTサービスを幅広く揃えているが、加えて、近年はクラウド事業を強化するため、従来は“弱点”とされていたソリューション提案とSI力にも磨きをかけている。こうした強みを活かしてPBXも巻き取り、企業コミュニケーション全体にサービス提供範囲を広げる戦略。

 

クラウドPBXは止まらない――[第1回]企業の通信基盤の総取りへ通信キャリアが攻勢
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