本年も8月4日から8月11日までインターンシップを行い、理工、商学、経済学系の学部に所属する、現役の大学生の参加がありました。

 

【インターンシップの目的】

実習目的は、CSR活動の一環として、職業体験を通して電気通信設備業界に対する理解を深めていただくこと、キャリア形成の支援を行うことです。

具体的には参加学生たちが、
・当社の事業内容の一部の体験を通して、情報通信設備分野の概要、電気通信の仕組みを理解すること
・今後の学業や就職活動にも活かせる、社会人基礎力、自己分析力、企業研究等に必要な知識や考え方を身につけること
・自らの成長と所属する組織(≒学校や企業)の成長とが、社会の発展にどのように結びついているのかを理解すること
・ライフラインである通信インフラを扱う重要性だけでなく、働くことの意義を感じられるようになること
を目的としました。

 

【インターンシップの様子】

インターンシップ2015年8月座学
研修室での座学風景

インターンシップ2015年8月技術部ワークショップ1
技術部ワークショップ1

インターンシップ2015年8月技術部ワークショップ2
技術部ワークショップ2 簡単な施工技術の体験を通して情報通信設備の仕組みを学びました。

インターンシップ2015年8月アクセスエンジ部
アクセスエンジ部の施工現場を見学

その他、企業におけるミッションやビジョンの意義、価値マネジメント、3C分析、PDCA、QC、コミュニケーション技術等をカリキュラムに盛り込んだ講義やグループワーク等を通じて、学生の職業意識の啓発をはかりました。たとえば、だれもが経験している実体験を引き合いに出して、人は興味のないことには何千回、何万回見ても気がつかないが、逆に、日々体験することのリフレクションの積重ねが社会人にとっては大切であることを教示しました。

参加した学生の方たちから講師役の社員が質問攻めにあったり、また学生同士も交際を深める様子が見られ、積極的な姿勢が印象的でした。

 

【参加者コメント】

今回のインターンシップのリフレクションを通じて、下記のコメントをいただきました。

「現場の作業中に近くであっても常に声をかけあい、事務所の人たちが親しく、自分たちに対しても礼儀正しかった。これらが安全にとっても大切な要素だということを、あとから知った。」
「大学で学んでいることにも役立つ用語をたくさん学ぶことができた。今後の論文や普段の授業で、どんどん活用していきたい」
「今回学んだミッション、ビジョン、バリューを自分の学生生活に置き換えて、これから目標を掲げていきたい」
「自営の回線を実際に組み立ててもらい、電話がつながる仕組みやビジネスにおける役割を知ることができた。また、実際に現場を見て座学ではわからないことがたくさんあるることを知った」
「コミュニケーションワークを通じて、自分が強みだと思っていた能力がそうではないことを知った。相手が解ってくれず「イラッ!」とするのは、伝える側の問題で、コミュニケーション力とは、感性やセンスではなく、技術であることを知った。」

もし興味を持っていただいた学生の方がいたら、次回ぜひご応募ください!